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- もの忘れ・認知症外来
もの忘れが気になる方へ(ご自身・ご家族)
年齢を重ねるにつれて、「人の名前が思い出せない」「物をどこに置いたか忘れてしまう」といった「もの忘れ」を自覚することは珍しくありません。これらは加齢に伴う自然なもの忘れであることが多いですが、中には「認知症」の初期症状が隠れている場合もあります。
認知症は、脳の病気によって記憶力や判断力が低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。早期に発見して適切なアプローチを開始することで、進行を緩やかにしたり、生活上の困りごとを減らしたりすることが可能です。「年のせいだから」と見過ごさず、ご自身やご家族のもの忘れで気になることがあれば、地域のかかりつけ医である当院へお気軽にご相談ください。
認知症で見られる主なサイン
認知症の初期には、日常生活の些細な変化として以下のようなサイン(症状)が現れやすくなります。
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記憶に関すること
さっき聞いたことや、つい先ほどの行動(朝食の内容など)をすっぽり忘れてしまう。同じことを何度も聞き返す。
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見当識(時間・場所)に関すること
今日が何月何日か、何曜日かがわからなくなる。慣れた道で迷子になる。
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理解力・判断力に関すること
料理や買い物の段取りが悪くなる。お金の計算が合わなくなる。
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行動・心理に関すること
これまで好きだった趣味に関心を示さなくなる。だらしなくなったり、急に怒りっぽくなったりする。
これらのサインに気づいたときは、一人で抱え込まずに専門的なアプローチを検討することが大切です。
ご家族からの相談について
認知症のサインは、ご本人が自覚しにくく、周囲のご家族が先に気づくケースが多いのが特徴です。しかし、「病院へ行こう」と誘ってもご本人が受診を拒否されたり、不機嫌になったりして、どこに相談すべきか悩まれているご家族も少なくありません。
当院では、ご家族からの先行したご相談も受け付けております。当院の待合室や診察室はプライバシーやホスピタリティに配慮したリラックスできる空間設計となっており、必ず看護師が事前に優しく丁寧にお話を伺う「予診」を取り入れています。
医者には話しにくい小さな気がかりや、ご本人の説得方法などについても、まずは看護師やスタッフへ安心してお気軽にお話しください。
診察・検査の流れ
当院のもの忘れ・認知症外来における基本的な診療の流れは以下の通りです。
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ステップ01
丁寧なカウンセリング(予診)
まずは看護師がお悩みや日常のご様子、いつ頃から症状が始まったかなどを詳しく伺います。
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ステップ02
医師による診察と問診(認知機能テスト)
医師がご本人の状態を確認し、簡単な質問に答えていただく認知機能の評価テストなどを行います。
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ステップ03
お体の状態を調べる検査
当院では一般的なレントゲン検査や超音波(エコー)検査、血液検査などの設備を備えており、持病の生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)が脳の血管や認知機能に影響を与えていないかを多角的に評価します。
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ステップ04
治療方針の決定
当院の理念である「Shared Decision Making(共に考え共に治す)」に基づき、医療者側からの意見を押し付けるのではなく、複数の選択肢や大体案を示しながら、ご本人やご家族の希望に沿ったサポート方針を共に決定します。
※高度な精密検査(脳のCTやMRIなど)が必要と判断される場合は、密に連携している佐賀大学医学部附属病院や佐賀県医療センター好生館などの適切な専門医療機関へスムーズに橋渡しを行います。
継続的な見守りとサポート
認知症の管理において最も大切なことは、治療を開始した後に患者様とご家族が安心して地域での生活を継続できるよう、無理なく見守っていく体制づくりです。
当院では、お薬によるアプローチだけでなく、高血圧などの生活習慣病管理を通じて脳の血管を健康に保つ生活指導にも力を入れています。また、通院の心理的・身体的ハードルを下げる工夫として、スマートフォンなどを用いた一般的なオンライン診療の対応や、段差のない安心のバリアフリー院内設計を採用。「共に考え共に治す」パートナーとして、患者様やご家族が笑顔で過ごせる毎日を末永くサポートいたします。
